ミュンヘンを離れ、フランクフルトで1泊した後、向かった先はケルンです。
こちらでは、アフリカのツアーで一緒だったご夫婦のお宅にお邪魔しました。
12月22日〜25日まで3泊させていただきました。
ご夫婦が住む村は、ケルン中心部から電車で20分程のところにあります。
22日は夜に到着した為、最寄り駅まで奥さんが迎えに来て下さり、直接お宅に向かいました。
ご夫婦にはお子さんが3人いらっしゃいますが、長女のアンは現在イギリスに留学中、長男のマーカスはドイツの別都市の大学に通っているそうで、現在は二男のヨハネスと3人暮らしだそうです。
しかし、今回はクリスマスシーズンということで二人共帰省中で、家族全員集合していました。これまた、本当に良い子達でした。(‘子’といっても、25・23・19歳ですが、笑)

食堂には家族の写真がたくさん飾られており、ケルンで有名なお祭り“カーニバル”の写真もありました。
“カーニバル”とはもともとキリスト教の宗教的行事で、謝肉祭ともいわれます。キリストの復活祭であるイースターの前40日間は禁欲期間になりますが、その直前は開放的なお祭りが行われ、それを“カーニバル”というのです。ブラジルのリオ・デ・ジャネイロが有名ですよね。
ケルンはドイツ国内では、“カーニバルの街”として有名で、その時期はみんなコスチュームに身を包み、老若男女街に繰り出すそうです。
すると、ほろ酔いのマーカスが、来年のコスチュームを着てきてくれました(笑)。
来年の彼のテーマは、ずばり“ビール”!!

こうなれば、流れ的にこのようなことに(笑)。

更にその日は、同じツアーに参加した、ケルンに住む他の友達も遊びにきてくれたのですが、この恰好で出迎え、ドン引きされてしまいました(笑)。
しかし、久しぶりに多くのメンバーと再会できて、楽しいひと時でした。
翌23日は午前中家の周りを散歩し、午後ケルン市内へ観光にでかけました。
グレッセンという人口6000人の小さな町は、ケルン中心部から電車でわずか20分にもかかわらず、緑豊かな静かな場所で、田舎過ぎず、しかしゆったりとした時が流れる素敵な所でした。
ケルン市内はクリスマスマーケット最終日ということもあって、多くの人で賑わっていました。マーケットでは特大ホットドッグとカレー味のソーセージ“カリーヴルスト”を頂きました。
その後ケルン中央駅隣に建つ世界遺産“ケルン大聖堂”へ。
632年の歳月をかけて作られた高さ157mにおよぶドイツ最大のゴシック建築です。
ヨーロッパでは教会は至る所にあり、正直見飽きていて今回も期待していませんでしたが、その綿密なデザインと大きさには圧倒されました。
ドームの最高部にある塔の原寸大の模型がありましたが、それだけでも十分大きいです(笑)。
その後橋の袂まで行き、ライン川を見た後、旧市街を散策しました。途中、ブリキの人形があり、一人の鼻を擦るとご利益があるというので、旅の安全を祈願しておきました^^。
24日はいよいよクリスマス・イブ当日。
日中は奥さんはケーキを焼いたり、子供達はクリスマスツリーに装飾を施したり、家中がお祭りムードでした。

そして夜は、家の近くの教会に行きましたが、物凄い数の人々でごった返していました。
ミサが始まると、キリスト誕生についての子供達の劇が始まりました。そして、神父の祈りの後、来場者一人一人にひときれのパンが渡されました。
最後の晩餐で、キリストは12使徒にワインとパンを与えたそうですが、ワインはキリストが人々の為に流した血、パンはキリスト自身の体(肉)を表しているそうです。この聖餐の儀式を見るのは初めてでした。
そして、途中途中でパイプオルガンの音が流れ、会場全体に賛美歌が響きます。
最後に神父さんの御言葉があって、ミサは終了。2時間ほどでした。
ミサが終わると、隣り合った人々は皆拍手をしあい、祝福の言葉を語りかけていました。
これが、本場のクリスマスイブかぁ、と妙に感動してしまいました。
家に帰ると、旦那さんの書斎に集合しました。部屋には無数のロウソクが灯り、キリスト生誕のミニチュアが置かれていました。最初に息子が物語を朗読し、(ドイツ語だったので、正確な意味はわかりませんが、キリスト生誕に関するものだと言っていました)、続いて聖歌を歌っていました。
それが終わると、家族全員参加のプレゼント交換です。ご夫婦は俺にもプレゼントを買っておいてくれました^^。家族がお互いにプレゼントを買ってくるのだそうですが、お互いの好みをよく熟知しているらしく、時々同じ物をプレゼントされるというハプニングもありました。それにしてもみんな読書が大好きらしく、本のプレゼントは多かったですね。
ちなみに俺は、本、お菓子、キャンドル立てを頂きました^^。
その後、遅めの夕飯です。ドイツの伝統料理“ラクレット”でした。
これはスイス料理だと思っていましたが、彼らはドイツ料理だと主張していました。
ヨーロッパでは国を越えても、料理は似たようなもので、名前だけ変わるということもあります。どの国がオリジナルなのか、あまりはっきりしていないようですね。
自分専用の小さな器にみじん切りした野菜や肉をまぶし、上に板チーズを置いて熱線の近くで温めます。チーズの香りが強くなったら出来上がり。最初はタイミングが分からず、チーズを焦がしたりしてしまいましたが、徐々に慣れ、気付くと最後まで食べていました(笑)。
25日は、閑散とした町を抜け、ご夫婦の普段の散歩コースを案内してもらいました。
シーンとした森に足音だけが鳴り響き、とても気分が良かったです。
やっぱり自然は綺麗だし、癒し効果ありますね。
日本でも、都会から20〜30分でこの様な自然に囲まれた町ないかなぁ^^。
午後は奥さんの妹さん(これまた同じツアーに参加していました)のお宅で盛大なパーティーがあり、参加してきました。
20人近いドイツ人中ではさすがに浮いてしまいました・・・(笑)。みんな手作りのケーキを持ち寄り、食べる、食べる。俺もつられて、普段あまり食べないケーキを2個も食べてしまいました(笑)。
そして慌ただしくお別れをして、夜フランクフルトに戻ったのでした。

PS:ケルン滞在をまとめた動画です。
『ケルン』